学校経営方針
学校経営方針
令和8(2026)年4月から新たに4名の教職員を迎え、鳥取大学附属小学校の新年度がスタートしました。子供たちが元気に、楽しく、安全に学校生活を送れるように、多くのことを体験して学びを深め毎日ワクワクしながら通える学校になるように教職員が一丸となって努めて参ります。本校は大学附属学校として研究に取り組み、小学校教育における新しい試みの授業づくりを行っております。また教育実習という形で大学に教員養成のためのフィールドを提供しています。それらを活用した教育実践の姿を、地域のモデル校として発信しています。
ところで鳥取大学は、文部科学省「地域教員希望枠を活用した教員養成大学・学部の機能強化事業」に採択されました。また、令和9(2027)年4月から、鳥取大学地域学部「人間形成コース」を「教育科学コース」に名称変更し、教員養成機能を充実していきます。これらのことから本年度は以下の努力事項を掲げ、自らの人生を舵取りすることができる民主的で持続可能な社会の創り手を育成します。
・教員研修学校としての機能強化を図り、現職教員の研修機能としての役割を果たす。
・教育研究開発校としての機能強化を図り、研究発表大会では、主体的・対話的で深い学びを確かにした授業を公開し、子供たちの確かな学力を保証すると同時に、多くの公立学校の教員が納得できる大会にしていく。また、他附属学校相互との連携を深め、特に幼児教育との円滑な接続を推進する。鳥取大学附属特別支援学校との交流も継続し、インクルーシブ教育を行う。さらに、金融リテラシー・アントレプレナーシップ教育を幼小中大一環したものへ発展させ、STEAM教育(Science、Technology、Engineering、Arts、Mathematics)も試みる。
・グローバル機能強化を図り、大学の人的・物的資源やデジタル学習基盤を有効活用して、国際理解教育(外国語・外国語活動学習等)、多文化教育の充実を図る。
・保護者会(懇話会)との連携強化を図る。創立140周年を迎えるにあたり、保護者と学校が一体となった記念事業、教育活動を充実する。
以上の基盤となるのは、大学との連携強化であり、子供と教師の双方に余白を創出し、教育の質、人間力の向上を図っていきます。
しかし、これまで脈々と受け継がれている鳥取大学附属小学校の教育方針である「地をみたす塩となれ」、「おおらかな器となれ」、「考える葦(あし)となれ」の三つはこれまでと変わることはありません。「地をみたす塩となれ」では確かな学力や創造性、豊かな感性を育むこと、「おおらかな器となれ」では人権尊重の精神と相手を思いやる心を養うこと、そして「考える葦となれ」では主体的に課題や問題を見出し、解決する力を身につけることが目標となっています。これらの言葉は校歌にうたわれており、校庭の石碑にも刻まれています。本校の学校運営にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
令和8(2026)年4月 鈴木 慎一朗